住職就任のご挨拶
更新日:2020年7月23日

2019年9月26日〜28日まで、京都の東本願寺にて、帯同総代の堀田清氏と住職修習に行ってまいりました。その後、12月8日に当山報恩講の中で住職襲名式を執り行いました。ご参拝頂きました皆様、ご指導賜った皆様には、心より御礼申し上げます。
私で、安泉寺の住職としては16代目となります。昭和53年にこの世に生を受け、いずれはこのお寺を守り継いで行かねばならないと、成長するたびに感じておりました。しかし、なかなか私自身が素直な人間ではないため、紆余曲折しながら幾多の遠回りをして、お陰さまで住職襲名となりました。ここまで、愚直な私を支え、ご指導いただいた多くの方々には、言葉にならないほど感謝致しております。まだまだ力不足であるが故、これからも皆様には多大なご迷惑をおかけすることと思います。どうか、これからも変わらぬご指導とご鞭撻のほど心よりお願い申し上げます。

前住職である父は、開かれたお寺をモットーに親鸞聖人のお念仏の教えを守り、私に次なるバトンを繋げてくれました。前住職の尽力もあり、多くの人々が安泉寺へ足を運んでくださるようになり、さらには自らが多くの場所へ行き、積極的な関わりを広く、深く、継続して努めてきた心と教えを受け継ぎながら、親鸞聖人の教えを軸とし私らしく安泉寺を守り続けていきたいと思っております。何卒、これからも安泉寺をよろしくお願い申し上げます。
合掌 「南無阿弥陀仏」
安泉寺第16代住職 釈大悟